なぜまだ4号特例

家を建てた人、建築に携わっている人なら耳にしたことがあるかと思います。
この4号特例がまた廃止するか検討しているとのこと。

そう以前も4号特例を廃止するか?という議論が国交省あたりであったようだがいつのまにか議論が無くなっていた。

その代わりではないが、「長期優良住宅」のような優良な建物を推進していく流れになったとか。
そもそもなぜ、4号特例があるのか?

木造のいわゆる専用住宅のような規模の建物は4号建物と建築基準法上に定義させる。
その4号建物は建築基準法ができた当時、木造住宅の建築設計には棟梁が経験と伝統の技術によって行っていた為構造の検討が出来ているとして省略するとした。また、住宅は不特定多数の利用ではなし、この規模の建物で大きな構造の間違いはないだろうとういう事だ。

もちろん、戦後の住宅不足を解消するため、審査の手続きを簡略化したという事もある。
いずれしにろ、木造住宅くらいは最低限度の基準だけ設けておこうという事だった。
しかも、それが60年以上も続いているのだ。

今や昔のようなカンや経験や伝統的な技術を持った棟梁は どれだけいるだろうか?
本当に全ての木造住宅で構造を十分検討しているだろうか? そうあってほしいが、、、
7年ほど前の国交省の調査では
先般、四号特例が適用された建売住宅において、壁量計算を行っていない等 の不適切な設計が行われ、約1,800棟の住宅で構造強度不足が明らかになる事 案が発生している。
とあった。

常に改善が出来ないか見直すのが民間の常である。法律もそうあってほしい。