設計事務所が考えるレンタルスペースとは?と言う前に前提条件がありその試作として『ギャラリアカエキマエ』は存在する。
今後日本の人口は減少する事は統計により示されている。戸建の空き家が増え、場所が良ければ、また建て替えられて次の建物が新築される。しかし、一定条件より不利な場合はそのまま空き家とし残り続ける。
これは日本の法制度の問題もあり、解体すると固定資産税が上がってしまうし、解体にかかる費用も年々上がっている。特に今年の4月からも解体に係る法律の見直しもある。
さらに、地域コミュニティーの盛り上がりにより市場価値以上の価値の建物やその反対傾向も顕著である。SDG‘sをはじめとする環境への意識により良いものを長く使う傾向に向かうのは良い事だが、もともとよくない状態のものは一度リサイクルされる機会を与えられなく、放置され続けて、地域コミュニティへの悪影響を強める傾向にある。
循環型社会への一つの案として試作を考える事も設計事務所の役割ではないかと考えている。
木元
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