デザインはもしかすると過去の経験や体験から来ていると思うようになった。だからこそ、若い時に見たことや経験した事はとても貴重である。
なるべく多くのものを実際に見るのが良い。しかし現代では映像で知ることもできる。たくさんの映像を見て考えるという事は、昔映画でそれをやっていたような気もする。私たちはどうしてもたどり着けないような世界や出来事をまたは物語を映画から学んできた。

その昔は本だったのかもしれない。もちろん現代でも本から学ぶことがたくさんある。建築が面白いのは、そんな経験がただの頭の中での空想ではなく、体験として実際に味わったことがとても設計に生かされる事だと思う。だからこそ旅は大事である。

住宅を作るには、家事や料理ができた方がリアリティーのある設計になる。
商売をする店舗を設計するときは、店舗で嬉しかったこと感動したことをたくさん体験していることが良いと思う。

しかし、そんな体験をする回数はそう多くないとしたら、1回1回の体験をしっかり意識し、そして振り返ることが大事である。そうすれば、回数が少ないとしても大きな実績を得たことになると思う。さらにそれを展開させて、新しいアイディアに一度落とし込んでみると、さらに幅が広がる。
そんなことを考えながらものづくりをしています。

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木元 達也
一級建築士設計事務所
トラス・アーキテクト株式会社
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