賃貸マンションというのは収益性が大事である。人が借りてくれて商売が成り立っている。この原則は昔から変わっていない。しかし、人の好みや時代の流れはどんどん変わっていく。かつては新しくて新鮮に感じていたデザインや間取りも合わなくなっていく。
特に押し入れです。最近では扉を取り外してロールカーテンをのみ取り付ける事も多くなっています。クローゼットのような少し自由度のある収納空間が好まれます。

また造り付け収納の同じです。小さな空間に稼働できない家具は邪魔になることや、扉の開け閉めも面倒であることも感じます。そんな方には可動式のオープン棚板も自分でおしゃれにレイアウトも出来るの好評です。

また浴室についても これまではバスタブがあるが狭すぎるのでシャワーを浴びるだけのスペースになっていて、湯船に入ることは少なかったともいわれます。更にそこにトイレも一緒になっている。

今回のマンションは 25.70㎡ 7.77坪といういわゆるワンルームマンション。ワンルームマンションで家の中を回遊するって難しそうに感じますが、今回はトイレがセンターコアになり、浴室をシャワールームに変更する事で脱衣室空間を作る事が出来き、そのスペースからカーテンを区切られたクローゼットスペース、そこからリビングに抜けるという回遊性が出来ました。

木元 達也
一級建築士設計事務所
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