私たちは何を設計しているのか考えた時に、空間を構成する事で感動を与える事だと思っている。四角何かが出来ればそこは空間である、単純な箱である。モダニズムは白く四角い箱としてシンプルになって余計なものをそぎ落としていった。それはまさに帝国主義や国家権力の装飾的なものを排除する運動であった様にも感じる。シンプルになれば経済的なメリットが大きくなり、資本主義社会として合理的なものであったのかもしれない。おして自由経済を押し上げていったかのように。しかし、なぜ建築には植物が寄り添うのであるのか、なぜ、木質化するのでしょう。建築家隈研吾氏設計の那須川町馬頭広重美術館で昨今にぎわっているが、自然素材や自然のものを使う事は環境への対応(メンテナンス)が欠かせなくなる。このメンテナンスが面倒となるか、ステータスとなるか。
建築について | 那珂川町馬頭広重美術館 (hiroshige.bato.tochigi.jp)
私たちの設計では少し手の掛かる作品を生み出したいと考えています。経済合理性を追求する事も否定はできませんが、その中でちょっとした感動を与える空間でありたい。建築は旅から学ぶことが多いのです。
写真は福岡大名ガーデンシティ 2階EVホール前のひと空間
木元
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