流れを意識する

四角い空間があれば四角のもので構成する方が効率が良い。レイアウト検討を行ったものなら最終的に最適解をだすとそのようになる。しかし自然の形態には四角はあまり存在せず、不規則なにみえるが規則性を持っているものや丸みを帯びたのもが多い。樹木の形態を創造すると途中は角が無く先端に向かい細くなり先端のとがりがある。四角にする事は無意識的な人為的操作である。いつのまにかそれをそのまま自然なものと受け入れているのも不思議なものです。自然に四角があるとしても実は流れにより角が取れていく、その角が丸くなっていき流線形となる。空間をデザインするときも少しでも自然な感じを作り出すことが出来る。自然素材を使うならもっと自然に感じる為に流れに逆らわず、流れに角を取ってみるのもいい。

木元

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