建築には始まりがある。施主が建築を通じで達成したい事象が生じるが、施主が具現化できない場合に建築側に相談をし始まる。始まると生み出す作業が発生する、そこにはまずアイデアがあるのだが、一定条件がそこに存在する。それは達成したい事象と敷地の状況に寄るものだ。ここの考え方が、自然の状態により大きく異なるし、大陸側と島国やジャングルなど原生林の広がる場所などでも大きく異なる。つまり、自然と戦ってきたか、自然と共存してきたかで、敷地条件を加味するかしないか問う事でもある。私たち島国では必ず「敷地を読みこむ」作業が当たり前であり、一方、そうではなく自然または自然から起因する事象と戦ってきた土地では「敷地を見てしまうと独創的なアイデアは生まれない」と考える建築家もいる。どちらが良いか悪いかではなく、自然というものとの対峙の仕方によるこれまでの言い伝えや伝統さらにはDNAにも起因する気がしている。
木元
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