鹿児島銀行本店(国登録有形文化財指定 2007年)解体

鹿児島銀行本店(国登録有形文化財指定 2007年)の解体が始まっています。
また一つ建築の文化が失われてしまいます。
スクラップアンドビルド
都市の記憶喪失はこうして進むのだろう。
嘆いているのはこの世代に生き、気が付いている人だけで過去の建築物についてはもう誰も忘れてしまっている。
しかも思い出すことはないのであろう。
かごしまアリーナ(刑務所あと)、イオン鴨池店(鴨池動物園)の様に。
それが、いけないことなのか本当はわからない。
経済は止まれば衰退する。建築や都市も発展しなければ衰退する。ただ、古いものを残せばいいわけではない。
しかし、有効に利用している古い建築物も世界には数多くあるのも事実。