企業が運営する企業主導型保育園事業の保育園。
長方形のシンプルな形状であるが宝形造の屋根頂点をずらす事によりシンメトリックではない遊びを演出した。
頂点をずらす事で屋根軒先を1、7m跳ね出し、アプローチの庇を兼ねている。
内部は外観の方形とは違い、切妻造の内観となっており、立体的な創造性を掻き立てる事を目指した。保育スペースは2カ所に分かれている。
切妻天井の保育スペースは可変性を持ちつつオープンな空間とし、中心にある2本の丸太により天井の伸びやかな空間に浮遊するライトを散りばめた。
保育スペースのもう一部屋は入口近くとして、お迎えに来た保護者から腰窓のガラス越しに見える様に、また、事務所からも直接見える様に計画している。