昭和25年に建てられた長屋建物の一部。長屋の区画としては2区画分になる。半分を駐車スペースとして、半分を半屋外の展示スペースとした。長屋はお互いの境界の壁を共有して連なっている。今回の区画は長年手つかずの空き家になっており、内外部の劣化も進んでいた。戦後長屋として生まれ、上町商店街として親しまれてきた。世代的には3代目になり、かつての様に商店街の店舗が残っているものはない。ここの長屋建物の半分以上が空き家または賃貸となっていた。
新築当時にあったであろう物は残し、その後にリフォームされたであろうものは撤去した。また、床壁天井の内装仕上げも撤去してスケルトンにし、アーケード側は外壁を撤去して半屋外とした。その事で空気のよどみがなくなり、劣化の進行をまずは抑える事とした。補修や補強についてもかつてあった材料でなるべく使用した。
【工事種別】 改修工事
【用 途】 未定
【構造規模】 木造 2階建て→平屋建て
【延床面積】 76.00㎡→38.00㎡
【竣 工】 2025年4月(新築竣工1950年)
【意匠設計】 トラス・アーキテクト株式会社
【施 工】 株式会社A&Gcompany
【写 真】 丸野 大樹